儲かるなら売らない?
先週の記事でご紹介したEA達がTrader-proでの審査を通過し、無料ダウンロード可能になったようなのでリンクを貼っておきます。
また、目下絶好調なSunflower EURJPYはゴゴジャンでも販売開始になりましたのでこちらもリンクしておきます。
よろしくお願いします!
で終わっては寂しいので少し雑談をします。
よく「儲かるEAなら売らないで自分だけで使うでしょ」って話があると思います。
EAに限らず胡散臭いネット商材販売とか不動産投資とかでもそうですよね。子供の頃、地主で結構裕福だった大叔父が不動産投資の勧誘電話に対して、「”そんなに儲かるんだったら自分でやったらいいじゃないか”って断ってやった」と言っていたのを今もうっすら覚えています。
これはいかにも正論っぽいですし、多くの場合はそうでしょう。
この話に従えばEA販売なんて詐欺以外の何物でしかありませんし、実際にそういうケースがゼロであるとはいえません。
しかし、今回新たにEAを出品したのもそうですが、儲からないから売るんだろうという意見が必ずしも正しいわけではないかなと最近は思っています。
今回出品したEAは自分で運用していて儲かっていないわけではありません。今年は調子も悪くないですし。
じゃあどうして出品しているのかというと、私の場合、自分の資金力だけでは稼げる金額に限界があるからです。
例えば私の運用資金が1億円あったとしたら、安全を見て年利20%程度で運用したとしても、税金は除くとして年間2000万円くらいの利益が出るわけですね。
それだけ稼げれば専業トレーダーとして多少余裕をもって生活していくことも十分に可能でしょう。
でも私は弱小トレーダーなのでそんな潤沢な資金力はありません
じゃあどうするかということで、稼ぐ選択肢の一つとして今回EAを新たに出品することにしたわけです。
有料EAであれば販売数に応じて売上は増えていきますし、無料EAであれば手数料の一部が出品者に報酬として入ってきます。
これによって自分のトレードとは別に収入を得ることができます。
そしてこれは、他人の資金を活用してお金を増やすということになるのかと思います。
自分の資金だけだと原資が限られるためトレードで稼げる金額にも限界がありますが、例えば無料EAでいえば利用者がトレードする毎に出品者に報酬が入ってくるため、利用者の資金を自分の資金に上乗せすることができるんですね。
ある意味、これもレバレッジの一種といえます。ロバート・キヨサキも同じようなこと言ってますよね。
そもそも、そんなにいいものなら何故売るんだ、なんて全てのことに言い始めたらキリがないと思います。
例えば自分が飲食店を経営していたとして、お店が繁盛していれば自分が生きていく分にはまあ問題ないかもしれません。ただそれだと生活がカツカツなときもあるし、もう少しお金に余裕が欲しいなーと思ったとして。
自分の身体的資本には限界があります。じゃあどうすればもっと稼げるかといったことを考えたときに、従業員に料理のノウハウを教えて第2号店を出店させると言った方法がありますよね。
もしかしたら従業員が裏切って秘伝のメニューを盗んで公開してしまうということがあるかもしれませんが、リスクがあるからやりません、では結局何もできないわけです。そこはバランス次第だと思います。
モノづくりだろうがIT産業だろうが、いろんな業界に同じことは言えそうですよね。
なんだかんだ理屈を語ってみましたが、私はそんな考えでEAを出品していますということで。
決して騙そうなんてつもりはございません(笑)
リバースエンジニアリングでロジックが流出してしまう可能性もゼロではないですが、まあ、そうなったらもう諦めます(^^;
他にもEAはあるしね。
ではでは~。
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