機械学習のお勉強
最近、ディープラーニングって流行りですよね。シストレ界隈においても人工知能搭載と謳ったシステムを度々見掛けるようになりました。
私も「乗るしかない!このビッg(略)」と思い、まずは初歩的なところから勉強しようと思って「Excelでわかるディープラーニング超入門」という本を買ってみました。
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読んでみた感想としては、ディープラーニングってのは誇大表現だなというのはあったものの(笑)、その基礎となるニューラルネットワークの原理がExcelのサンプルを見ながら理解できるので、今までよくわかっていなかった機械学習の初歩を学ぶことができました。
私は理系出身で、仕事でもデータ解析にExcel、さらにソルバー機能もよく使っていますし、Excelを中級レベル以上で扱える人には非常にわかりやすい本だと思います。逆に言えば、最小二乗法での最適化といった基礎的(?)な数学知識がない人だとちょっとわかりにくいかもしれませんが、理系の学部を出た人だったら割とすんなり理解できるんじゃないでしょうか(文系の方々だと最小二乗法って知ってるんですかね?)。
このような機械学習が適用される一番わかりやすい例はこの本のサンプルにもあるように画像認識みたいですが、それだけでなく今流行りのスマートスピーカーにおける音声認識とか、色々な分野に応用が進んできているんでしょうね。
もちろんシステムトレードにも然り。株価やら為替などのデータにどうやってニューラルネットワークを適用しているのか私はよくわかりませんが、生データを移動平均なりRSIなりの指標で簡略化して、その時系列データを二次元的に捉えて最適化により特徴抽出する、概念的にはそんな感じなんでしょうか。それくらいなら自分にもできそうな気がしてきました。Excelでロジックを検証、最適化して、それをプログラムに落とし込む感じになるのかなあ。言うは易し行うは難し、ですけどね。
こういうスキルを突き詰めていけばいわゆるデータサイエンティストってやつになれるのかも。そしたらトレードに応用できることはもちろん、そういう分野に転職する、あるいは独立するなんてこともできるかもなあ。夢が広がります(笑)
Excelのソルバー機能はポートフォリオの最適化なんかにも使えますし(これ解説しようと思ったら本1冊書けるかも)、それだけでなく人工知能とは何たるかの初歩的な知識を身に着けたいという方にはおススメできる1冊です。
やはり読書ってのはためになりますね。テレビなんか見ている暇があったら読書、読書だ!
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