FX初心者の財前君。インベスターZ 10巻感想
投資やらトレードをやっている方の中には、三田紀房のインベスターZを読んでいる方も多いかと思います。
いつもは株式投資に関するネタがメインで、私も株はそこまで詳しくないので、半分勉強のような感じで楽しみながら読んでいます。
そんなインベスターZですが、昨日発売の10巻ではFXがメインテーマとして取り扱われていました。
早速読んでみたのですが、結論から言うと、今回のFXネタはかなり初心者向けな内容でした。
ストーリー的には、投資部に所属する主人公がFXでライバルと対決をすることになり、そこで初めてFXに挑戦するという内容です。
しかし、主人公の財前君、株式投資に関してはそこそこ詳しくなって取引もバンバンやっている割に、FXに関しては素人丸出しなんですよね。
まあ、FXに詳しくない読者にもわかりやすいように、そういう内容になっているのかもしれませんが。
逆に、初心者向けだと思えばいいのかもしれません。
円高・円安とか、ファンダメンタル・テクニカル分析とか、ブル・ベアだとかが簡潔に説明されている感じでした。
また、主人公がポジポジ病になっていたり、FXあるある的なネタもちりばめられていました。
まあでも、ブルよりベアの方が稼ぎやすいとか、移動平均線が上向きになったら買いだとかそんな話も出ていましたが、なかなかそう簡単にはいかないですよねぇ。
もちろん、基本として大事であることは確かなんですが…
しかしそこらへんは株のトレードだって一緒なんだから、FXになったからといっていきなり大損するっていうのもおかしくね?と思ってしまったり。
今回のFXネタも経験者から見ると少し違和感を感じるわけですが、9巻までの株の話についても、株式経験者から見ると「何を今さら」という感じなのかもしれませんね。
と、いろいろイチャモンつけていますが、話としては面白いので興味のある方は読んでみるといいかと思います。
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