日本人は野球もコツコツドカンか
久しぶりに休日家でゆっくりしていまして、野球中継を見ています。
それで、何気ない送りバントを見ていてふと思ったことが、そういえばメジャーリーグって送りバントしないよなーと。
ググって調べてみると、確かに日本のプロ野球に比べてアメリカ野球では送りバントは2~3分の1くらい少ないらしいです。
これはアメリカ人が大雑把ということでは決してなく、5年位前にマネーボールという映画にあったように、アメリカでは確率論に基づいたデータ野球が確立されているわけであって。
つまり、得点をとることを確率論的に考えた場合、送りバントというのはあまり良い戦略ではないということになるのでしょうか。
じゃあなぜ日本では送りバントが多用されるのか?
送りバントをしたいというのは、1点でもいいから欲しいというような場面ですよね。
1アウトを犠牲にして、すぐ取れる(であろう)1点を取りにいってるわけです。
つまりこれって、局地的に考えればリスクリワードを損小利大・高勝率側に振っているわけで、良く言えば利益確定、悪く言えばチキン利食いな戦略とも言えますね。
しかし、もちろん場面によるというのはあるかもしれませんが、確率論的に言えば普通にヒット狙いでいった方が得点の期待値はどうやら高いようで。
そうなると、日本で送りバントが多用されるという背景には、日本人のコツコツドカン根性がこういうところにも表れているのではないかなーと思ってしまいました。
野球は9回で終了するというゲームなので終盤の状況によっては送りバントが有効だとか、打者の打力によるといったこともあるかもしれませんが、そうなるとベイズ確率的な複雑な場合分けが必要になりそうですね。
これはサッカーとかテニスとか、他のスポーツにも言えるのかもしれません。
日本人は欧米人に比べてやはりどうしても体格的には劣ってしまうので、どうしてもディフェンシブな戦略になりがちなのですが、もうちょっと一発の攻撃力というものを重視したほうがいいのかも?
何も考えずに適当に言っていますけれど…
そう考えると、優秀なトレーダーというのは優秀なデータ解析能力を持っていますので、こういったスポーツのデータ解析にも向いているかもしれませんね。
以上、久しぶりに暇ができたワタクシのチラ裏でした。
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