お名前.com FX VPSのレイテンシー計測
お久しぶりです。結局、前回のブログ更新からかなり日が開いてしまいました。
さて、今回は前々からやろうと思っていたVPSのレイテンシー計測を行いました。
前回はABLENETで行いましたが、今回は昨年から使っているお名前.comのデスクトップクラウドで行います。
私が使っているのはメモリ2GBプランです。
対象とするFX会社は現在メインに使っているFOREX EXCHANGEと外為ファイネストの2社です。
方法は前回同様、pingとLatency EAによる計測で。
ping応答速度の比較
まずはVPSからFXサーバーへの応答速度であるpingの比較。
上がFOREX EXCHANGE、下が外為ファイネストです。
タイミングにもよるかもしれませんが、FOREX EXCHANGEの方が若干早い感じでしょうか。1ms台なのでかなり速いといえそうです。
とはいえ、外為ファイネストも3ms内には収まっているので、一般的に考えたら十分速いレベルかと思います。
ちなみに、自宅(都内)から有線LANで接続した場合のpingはFOREX EXCHANGEが約12ms、外為ファイネストが約42msと、こちらもFOREX EXCHANGEの方が速かったです。
どちらのFX会社も都内にサーバーあるのかと思っていますが、結構違いますね。
いずれにせよ、自宅PCよりはVPSを使った方がレイテンシーは抑えられそうです。
Latency EAを使った注文速度比較
次に、Latency EAによる比較です。
こちらは、「指値注文を離れたところに置き、それをすぐに取り消す」というのを繰り返して注文の約定スピードを測るEAになります。
ググると出てきますが、下記のemijaさんの記事でも紹介されていますので、気になる方はDLして試してみてください。
今回は指値注文の間隔を10分とし、7日間走らせ続けて約1000点分のデータを取りました。
上からFOREX EXCHANGE、外為ファイネストと並べます。
結果は
FOREX EXCHANGE:最大6594ms、最小78ms、平均285ms
外為ファイネスト:最大68,765ms、最小110ms、平均755ms
となりました。
とりあえず平均で比較すると、FOREX EXCHANGEの方が外為ファイネストよりが3倍くらいのスピードで速いようです。
外為ファイネストの平均755ミリ秒は…うーん、せっかくVPSを使っている割にはちょっと遅いような気がします。
あと、外為ファイネストは最大で注文に69秒もかかっているのが気になります。
たまたま、注文を送った一瞬のタイミングでサーバーがダウンしたという可能性もなくはないですが、いくらなんでも時間かかりすぎですね。。。
ここに関しては改善希望です。
ただ、Latency EAのやり方としてはUSDJPYの場合、USDJPY = 0.001のレートに指値注文を置いてそれを取り消すというものなので、成行注文でやった場合には結果も変わってくるかもしれません。
0.01ロットであれば注文1回あたり数円かかるくらいだし、テストしてみるのもいいかも。
また後でやってみようかな~。
まとめ
お名前.comのデスクトップクラウドを使ってFOREX EXCHANGE、外為ファイネストのリアル口座のレイテンシー比較をしてみました。
約定スピードとしてはFOREX EXCHANGEの方が外為ファイネストより速いようです。
Tick数とか別の要素もあるので、これだけでFOREX EXCHANGEの方が優れているとは必ずしも言えませんけどね。
3年前の記事になりますが、前回記事とも見比べていただきながら、皆様のVPS選びに役立てていただければと思います。
お名前.comのデスクトップクラウドはキャンペーン価格でライバル会社に対してお得な価格を継続していますので、興味ありましたら是非。
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