まだまだ使える!カコテンiIchimoku AUDJPYのチューニング
過去に買ったEAでボツになったものは数知れず。というか現在では9割がた稼働していません。
その中の一つがカコテン iIchimoku AUDJPYだったのですが、稼働再開を検討するにあたり少しチューニングしてみたら結構いい結果になったのでご紹介。
まず下記はデフォルト設定での2005年~本日までのバックテスト結果です。
2016年に大きなドローダウンがありますね。
直近では回復傾向にありますが、このドローダウンで稼働停止してしまった方も多いのではないでしょうか(私もその一人です)。
これに対して、TPとSLを最適化してみたのが以下。
最適値はTP300、SL50(pips)となりました。
元に比べるとSLはかなり狭く(210→50)しています。
2016年のドローダウンもなくなって2017年は利益更新しています。
全期間で見ても最大ドローダウンは半分以下、利益は10%程度増となっており、個人的にはかなり改善されたと考えています。
デメリットといえば、最適化後の勝率が34%と、ただでさえ低い勝率がさらに低くなったこと。
まあ、高勝率だからいいというわけではありませんし、稼働していることを忘れてひたすら放置するしかないでしょう。
カコテンシリーズは元々ドテン売買型のEAで、最適化の度合いが少ないという意味ではシンプルで私も嫌いではありませんが、この結果を見ると決済ロジックを少し工夫すれば収益性は今よりも高まりそうですね。
エントリー自体には優位性があるということですし。
個人的には、これに資金管理戦略を加えて先月から運用再開しています。
皆さんもいろいろ試してみると、昔のEAでも意外と活用できるものがあるかもしれませんよ。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。